春のアレルギー対策

春が訪れると気温が上がり、空気中の花粉やカビが増えるためにアレルギーが起こりやすくなります。辛い季節を乗り切るために、しっかりと対策して、花粉などのアレルギーに備えましょう。

アレルギー対策としての同意書と調理過程での混入

食物アレルギーの子どもが保育所や小学校に入るときに問題となるのが、給食です。

「食べられないものがあります」と一口に言っても、その程度は様々です。
少量なら食べても大丈夫、加熱していれば大丈夫という軽いものから、鍋やフライパンや包丁やまな板までも別にする必要のあるケースまで、一人一人程度が違います。

調理過程で、アレルギー食品が少しでも混じると発作やアナフィラキシーが起きる場合は、対応が難しくなる事も多々あります。

学校では、できる限りのアレルギー対策はしますが、調理過程での混入完全に避けることは非常に大変なので、「万が一何かあっても責任は問いません」と言った同意書に署名が必要なこともあります。
署名ができないのであれば、ご家庭で作ったお弁当をご持参ください、という訳です。
調理過程での混入を完全に防ぐためには、調理器具や調理場所を別にし、アレルギー対策専従の調理員を増員する必要が出てきます。
症状によっては、調理員の動線を別にすることまで必要になってくることも少なくありません。

発作やアナフィラキシーが起きた時に、養護教諭や担任教諭がエピペンを使う場合も、「処置をお任せします」といった旨の同意書に署名が必要となります。

これは、教育委員会側や学校側がアレルギー対策や危機管理として行っています。
同意書がある場合とない場合では、もしも裁判になった時に判断が大きくかわる可能性があるからです。

給食を作っているところを見させてもらい、お弁当を持参するか調理過程を別にして調理してもらい、学校給食を利用するかを考えるのもベターです。
実際にアレルギー対策を講じて調理しているところを見ることで、お任せできるかどうかの判断の助けになりますし、作業の大変さも理解できるでしょう。